こんにちは。
本日も高知県須崎市の観光漁業センターより釣り情報をお届けします。
さて、天気情報を見ると本日7月29日から晴れマークが続いております。
これはひょっとしなくても梅雨明けではないかと思います。
まだ気象庁からの公式発表は出ていませんが、もう梅雨明けとみてほぼ間違いないかと思います。
となると、ここ須崎ではいよいよあの魚の季節がやってきました。
そう、メジカです。ソウダガツオの若魚、新子をここ須崎ではそう呼び、毎年新子祭りを開催しているほどの地元食になっています。
※今年の新子祭りは残念ながらコロナウイルスの影響で中止になってしまいました。
須崎では、マルソウダガツオをクロス、ヒラソウダガツオをシロスと呼んでいて、クロスと呼ばれるマルソウダのほうが味が良いとされ喜ばれます。
私、個人的には全く違いがわかりません。そして、シロスと呼ばれるヒラソウダガツオのほうが体高があって食べれる量が多いので、個人的には
シロスのほうが好みです。まぁ、釣れればどちらでもうれしいです。
食べ方はブシュカンと呼ばれる柑橘を醤油をいれた小皿に、醤油が薄まるくらいたっぷり絞り、それに新鮮な新子をたっぷり浸して食べます。
使っているとだんだん薄くなってくるので、ブシュカンをどんどん絞って足します。
新子の刺身を食べ終わったら、最後の締めはご飯です。
新子のダシがたっぷり染み出たブシュカン醤油タレをご飯にかけ、そのままご飯をかきこみます。
これが最高においしい一杯です。いままでの新子はこのブシュカン醤油タレを作るために食べてきたといっても過言ではありません。
今年はコロナで難しいと思いますがコロナが終息したのち、ぜひ須崎に来てこの新子のおいしさを堪能してください。
いつのまにか料理の説明になってしまいましたが、7月26日にこの新子目当てで出船した方々はいずれもそれなりに釣ってこられたようです。
こちらは新子にサバ。サバは釣ってすぐに内臓を出して、氷締めすれば刺身でおいしく食べれます。
新子の他にもタイラバで出船された方もいらっしゃいました。
背びれがピンと張った見事なマダイ。塩焼きにしたら最高です。
須崎ではこのように鯛釣りに特化したタイラバと呼ばれる釣りをする遊漁船や、
沖合でハタなどの大型の根魚を釣るジギングなどの遊漁船サービスを行っております。
それぞれ興味のある方はこちらからのページをご参考ください。
これらの釣りは要予約となっております。
船釣りも充実している須崎ですが、実はもともと有名なのは沖磯。
毎日、50cm近いグレ、イシダイ、イシガキダイが上がっています。
初心者の方でも足場の良い磯がそろっている須崎は磯釣り入門にうってつけです。
ぜひ、須崎から磯釣りを始めてみませんか?
渡船に関してはこちらから。 渡磯は予約は必要ありませんので、当日そのままお越しください。
今回もヨシノマリーナリゾートさんから情報をいただきました。